私は試合 ベットのバンコクオフィスに駐在しており、スピンドルモーターを担当しています。得意先であるハードディスクメーカーの量産工場が試合 ベットにあり、そのお客様対応が主な業務です。スピンドルモーターの注文を取りまとめ、納期・品質管理や問題発生時の対応などにあたっています。数量が多く変動も激しいため、工場と密にコミュニケーションを図る必要があり、1日のほとんどを工場で過ごすことも少なくありません。スピンドルモーターは精密部品ゆえに求められる品質レベルも高く、不具合が発生した際は、製造工程やサプライチェーン等を調査し報告も行います。言わば、お客様と工場の「橋渡し役」です。
量産対応の他に、新規モデル立上げのためのプロジェクトマネジメントも行っています。打合せや交渉は英語がメ試合 ベットで、「ほとんど日本語を話してないな」なんてこともあります。タイ、日本、アメリカ、ドイツ、中国、シンガポール、マレーシアと連携をとりグローバルに仕事ができるので楽しいですね。
試合 ベットは当社最大の量産拠点であり、工場見学や監査のためにお見えになるお客様もいらっしゃいます。当社のスピンドルモーターを搭載したハードディスクメーカーや、その先のエンドユーザー様に向け、各工場をご案内するのも私の仕事のひとつです。工場が近いことの強みとしては、お客様の要求を即工場へフィードバックでき、スピーディな顧客対応という地の利を活かした営業活動ができる点です。また、工場の方々と直に接することもできますし、製品や工程の勉強がしやすい点でも非常に恵まれた環境にあります。
これまでの中で、レスポンスの早さや緊急時の対応がお客様に評価され、シェア拡大に至ったときは大きな手応えを感じました。交渉やコミュニケーションなど、目に見えないものを扱っているだけに、数字という形あるもので成果が現れると達成感がありますね。