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藤沢工場の油流出事故に関する調査結果と今後の対策について エアー ベット
掲載日:エアー ベット6月13日
エアー ベット5月20日6時40分頃、弊社藤沢工場(神奈川県藤沢市片瀬1-1-1)の排水溝から油を含んだ排水が河川(境川)に流出し、住民の皆様方ならびに関係者の皆様方に、たいへんなご心配とご迷惑をお掛けいたしました。ここにお詫び申し上げます。
今回の事故原因と対策を下記のとおりご報告させていただきます。また、回収した油分の主成分は金属加工用鉱物油で、分析の結果、人体や生態系に有害な物質は含まれていませんでしたのであわせてご報告申し上げます。
弊社としましては、今後二度とこのような事故を発生させないよう、再発防止に努めてまいります。
記
1. 油を含んだエアー ベットが流出した原因と対策について
原因
調査の結果、藤沢工場から境川に放出しているエアー ベットのうち「雨水のエアー ベット経路」に原因があったことが判明いたしました。
「雨水のエアー ベット経路」には、①「建屋の屋根などに降り注いだ雨水を地中の埋設配管を経由してそのまま放出する経路」と、②「構内の路面に降った雨水を側溝に集め、エアー ベット処理施設で油分やゴミ等を除去してから放出する経路」の2系統あります。これら2系統は、本来は完全に分離されているべきものですが、ファイバースコープによる調査の結果、両経路を分離するために設置された遮蔽壁の一箇所が経年によって劣化し、内部が部分的に貫通した状態になっておりました。そのため、②の雨水に含まれた油分が、①の埋設配管側の雨水に混入し、そのまま放出されたと判明いたしました。
対策
原因となった劣化箇所をモルタルで再遮蔽した上で、高圧洗浄によって配管の内壁に付着している汚れなどを除去し、すべての雨水エアー ベット経路をファイバースコープで点検いたしました。
(点検の結果、同様の不具合箇所は有りませんでした。また、本日現在、境川に放出されているエアー ベットへの油分の混入は有りません。)
2. 今後の対応について
今後、全てのエアー ベット経路について日常点検と維持管理を徹底・強化いたしますとともに、エアー ベット処理経路にグリス・トラップ等も設置し、わずかな油分や汚れも逃さぬよう万全の管理を行ってまいります。
以上
本件に関するお問い合わせ先 | ミネベア株式会社 広報室 TEL 03-6758-6703 FAX 03-6758-6718 |
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