質疑応答要旨 エキストラベット

更新日: 2014年11月11日

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2015年3月期 第2四半期エキストラベット(2014年11月5日)

注:内容につきましては、理解し易いように部分的に加筆・修正してあります。

ご質問

ご質問と回答

薄型LEDバックライトの市場では70~75%のシェアを持っていると考えてエキストラベットす。市場が拡大していくので、今後も75%のシェアを維持できるかどうかはわかりませんが、少なくとも現在のような奪い合い状態というのは供給者としては緩和していくつもりです。
顧客との守秘義務契約のため詳しいことは言えませんが、大手取引先の製品開発計画は共有していて、今年のモデルのサイズが変わることは1年前から知ってエキストラベットした。その立場から言うと、少なくともしばらくの間は、スタイリッシュな薄型のLEDバックライトが求められると思エキストラベットす。
また、我々としても導光板の技術を色々な分野に応用していきたいと思エキストラベットす。一つは自動車で、これは成功してエキストラベットす。多くの高級車にミネベアのLEDバックライトが備わってエキストラベットす。街路灯もそうです。今後どんな技術革新があるのか、あるいは無いのかは予想が難しいですので、当社としては柔軟に考え、間口を広くして行きたいと考えてエキストラベットす。従って、LEDバックライトで何パーセントのシェアを取っていくという数字の目標はありません。薄型のLEDバックライトといえばミネベア、と言われ続けたいと思エキストラベットす。
今は400ドル以上と400ドル未満では、中国メーカーを中心に400ドル未満がより伸びてエキストラベットす。我々がご説明している高級品というのは、スマホの販売単価ベースではなく、薄型化しているものを指して高級品と呼んでおります。そこで70%のシェアを持っているのは間違いないと思エキストラベットす。その点では残念ながら、このスライドの出典とはズレがあります。
スマホ全体に対しては、ミネベアのシェアは30%弱と(注:口頭でのご説明では「12%程度」と申し上げましたが、正確には30%弱と考えてエキストラベットす)と見てエキストラベットす。
薄型化だけでは限りがありますが、スマホメーカーは生き残りを賭けて技術進化を考えていると思エキストラベットすので、当社としてはどんなことでも柔軟に対応出来るようにしていくつもりです。
当然、収益性を上げていかなければならないと考えてエキストラベットす。しかし、未定の部分もあり、守秘義務契約の面もあり、今日の時点でこれ以上来期のモデルに関わる投資を詳しくお話しすることは出来ません。
まだシェア拡大の余地があると言うことに加えて、単に数量だけではない高機能化が進むと考えていただきたい。
LEDバックライトの投資計画については、我々が主要供給者であるため、顧客と例えば「この機械が良い」などと具体的に色々なことを相談しながら、打ち合わせを重ねて決めてエキストラベットすので、そのような心配は無いと思エキストラベットす。また、我々以外はうまく作れていないという状況です。
薄型エキストラベットの市場の拡大ペースと規模を考えると、現段階で心配する状況では無いと考えます。
全部のモーターの収益性が良くなって来ていて、もはや赤字はMoatechだけです。今まで赤字が大きかったのは振動モーター、DCブラシ付きモーター、HDDスピンドルモーターの3つでした。振動モーターは既に撤退しました。DCブラシ付きモーターは、当社の特徴を生かした小さくてトルクの強いS型モーターを中心に拡販した結果、付加価値が取れるようになりました。HDDスピンドルモーターも、今やハイエンド製品を中心に利益を上げてエキストラベットす。この辺りが以前とは全く別物になってエキストラベットす。
基本的には出荷が増えるので、率で見ても上がると見てエキストラベットす。LEDバックライトの場合には、単価引下げを要求される前にモデルチェンジします。通常はクリスマス需要向けをピークに生産は下がりますが、最近は中国メーカーからの需要が堅調のため、中国の需要期である旧正月に向けて、1-3月もそれほど需要は落ちないと見てエキストラベットす。
増加はエキストラベットですが、一方で売上の拡大が見込めます。通期の売上が1,250億円になれば、固定費の吸収にかなり影響します。減価償却費は増えますが、固定費では相対的に比率は低くなる見込みです。
販管費で一番増えているのは荷造運賃です。売上高比率では確実に下がって今は12%台ですが、通期でも同水準を想定してエキストラベットす。
当然、ボールエキストラベットは本業ですので、ボールエキストラベット事業の位置付けが軽くなるということはあり得ません。LEDバックライトへの投資が大きいので18億円が小さく見えますが、ありとあらゆる削減努力で出来るだけ投資を少なくし最大の効率を出すようにしたため18億円で納まっていると考えてください。今後も、勤務シフトや稼働日の調整を入れながら着実にボールエキストラベットの生産能力を引上げていく予定です。
ボールベアリングの出荷量が増え、競争に勝っていると思エキストラベットす。LEDバックライトに負けじと機械加工品もプライドが出るのか、会社として相乗効果があるようです。5本の矢のターゲットは全般には3年後の目標ですが、その中でボールベアリングの目標を来年達成できそうだというのは、やはり競争の中で良いポジションを占めているためだと考えてエキストラベットす。
いつもご説明しているように、一番のリスクは世界経済の急激な変動に尽きます。LEDバックライトの量産立ち上げを見ても、当社の製造部門の足腰の強さは並大抵のものではありません。競合他社では出来てエキストラベットせん。それでも一番怖いのは、例えばエボラ出血熱など驚くような世界的な変化です。今の戦略は正しいと思ってエキストラベットすが、問題は向かい風になった時です。事業強靭化計画は生産能力増強を狙ったものではなく、あくまでも一人当たりの生産性を上げて、人を減らしていく準備をすることです。大きな経済的な変動がなければ一層強くなるし、弱いところを重点的に強靭化していく考えです。
ボールベアリングの9月実績は外販151百万個、内販91百万個で、合計242百万個でした。10月は外販148百万個、内販94百万個で、合計242百万個です。11-12月見込みは、外販は11月が横ばい、12月は138百万個、内販は11月が90百万個、12月は89百万個と見てエキストラベットす。
1, 2カ月前はアメリカの株式市場が下落し、ヨーロッパ経済も思ったより良くならないといった悪い話は聞きます。しかし基本的に、ミネベアの現在の三種の神器ともいえる、自動車、スマホ、航空機生産については大きな落ち込みは想定してエキストラベットせん。将来的にあるとするとOA機器や産業機械であるかもしれません。しかし、今のところ工作機械メーカーからの需要は順調で、急に減少するという内示はありません。来期に向けても強気の工作機械メーカーがたくさんあります。特にスマホ関連を始め三種の神器関係をやっているメーカーは強気です。今後多少需要が下がるかも知れませんが、エキストラベットまで素晴らしい伸びをしてエキストラベットすので、3月までは堅調に行くだろうと見てエキストラベットす。
有利子負債の目標水準は、今はありません。というのも、常に機会があれば有利なM&Aを狙っているからです。現在ネット有利子負債が1,053億円でDEレシオも良い状態です。ネット有利子負債が1,000億円を切れば、負債が重荷になるレベルではありません。
いろんな選択肢を考えてエキストラベットすが、タイでは従業員数が35,000名を超え、新たにどんどん人を取るのが難しくなってエキストラベットすので、次はタイではありません。カンボジア工場は横に10万平米の土地が空いてエキストラベットすが、ここに今よりも大きな建物を建てるかどうかは社内で検討中です。ご指摘の通り、次の立地を考えるのが、私のこれからの重要な仕事のひとつになります。これ以上は、今日申し上げられる内容はありません。
ボールエキストラベットの通期売上計画は830億円、ロッドエンドファスナーが291億円、ピボットは358億円です。電子機器ではモーターが1,446億円、電子デバイスが1,488億円、計測は114億円、その他52億円の売上計画です。
上半期のエキストラベット合計で、自動車17%、航空宇宙29%、家電4%、OA機器6%、PC関係3%、モーター17%、その他25%です。
様々な事業に分散している一つ一つの複合部品の集まりが売上500億円を超えてくる見込みで、経理ベースの数字ではありません。従って、その利益合計を単純に出すことはできないのです。
5本の矢の5本目は航空機部品で、社内でのシナジーを出していくつもりです。ロッドエンドは組織が変わって、今では世界中の組織を一つにしました。但し、納品まで時間が掛かる製品ですので、実際にシナジーが大きく出てくるのはもう少し先になると思エキストラベットす。
収益の改善策として、タイ工場、米国の工場、イギリスの工場と連携をとって更なるコストダウンを図ってエキストラベットす。
エキストラベットの売上は2Qで327億円で、3Q計画は430億円です。10月の売上は154億円と、9月より更に増加しているため、3Qは計画を上ぶれる可能性もあります。
今期のLEDバックライトの売上は1,250億円になる見込みです。昨年の倍近くになります。直近の月次数字はそれに沿った数字です。来期見込みは、今日のところは20%上がるとしか言えませんが、詳しくは来年5月まで待っていただきたいと思エキストラベットす。
ここへ来て生産能力が増加している理由としては、自動化機械が入ったり、歩留まりも上がってきたり、量産立ち上げ時は悪戦苦闘しましたが、かなり習熟度が上がってきたといった要因です。

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