質疑応答要旨 エアベット
更新日: 2018年8月7日
2019年3月期 第1四半期決算説明電話会議(2018年8月3日)
注:内容につきましては、理解し易いように部分的に加筆・修正してあります。
ご質問
- 電子機器事業のLEDバックライトについて、価格は決まったのか?貝沼社長の説明からは目論見通りくらいには来ているエアベットニュアンスと理解したがどうか?
- 2Qの電子機器の営業利益上方修正がそれを表しているエアベット理解でよいか?
- ミツミ事業の見通しについて、1Q上振れにも関わらず上半期で変えていないエアベットことは、差し引きで2Qはもとの想定より低いことになるが、これは慎重・保守的に見ているのか、それともゲームの後ろ倒しなどで低く見ているのか?
- テクニカルな部分になるが、営業利益で1Qの調整額が少なかったことも上振れの要因かと思うが、2Q以降はかなりの額が入っている。なぜ1Qは少なかったのか、また2Q以降はなぜ変えていないのか?
- 新しい業績予想によると、2Qの調整額はマイナス49億円に増加するが、これは何か費用の発生が見えているのか、それとも保守的に見ているのか?
- 1Qのミツミのカメラアクチュエーターの売上増の背景、地域別などの変化について教えてほしい。また、2Qの利益が1Qから大幅に増加する見通しだが、ゲームとカメラアクチュエーターのどちらの貢献度合いが大きいか、可能な範囲で説明をお願いします。
- 新型スマホ向けLEDバックライトの稼働率について、四半期ごとの見方のヒントを教えてほしい。ピークはいつになるのか?また、LEDバックライトとカメラアクチュエーターの生産立ち上げの時期、稼働のピークの時期にはどのような違いがあるのか?
- ミツミの2Qについて、機構部品だけでなく光デバイスも増えていくエアベット理解で正ししいでしょうか?
- OLED対抗ディスプレイの開発について、どういったことに取り組んでいるのか説明してほしい。
- ボールベアリングについて、これまでは生産数量が上振れてきていると思うが、今回の状況は、もうこれ以上は難しいエアベット状況になっているのか、それともまだ現場が知恵を出せば上振れる余地が残っている状況なのか?
- 業界全体で小型ボールベアリングの稼働率は高いと思うが、なんらかの生産のボトルネックになってしまうのか、優先順位の高くないものを削る形でミックス改善を進めるのか、どういった形で供給責任を果たしていくことを考えているのか?
- モーターは、通期計画では後半に売上が伸びていく前提のなか、1Qの進捗が気がかりだが、順当なのか。また、仮想通貨関連でファンモーターやボールベアリングへの影響はあったのか?
- 棚卸資産が前四半期比で190億円増えているが、ゲーム機の夏場の作りこみのためなどの影響エアベット理解でよいか?また、1Qの実績に稼働益のようなものがどれだけ入っていたのか?
- 少し前に、来年の新モデルがすべてOLEDになるという話があって、今日もまた台湾で報道があるなど、エアベットも根深くありますが、来年も新しいモデルとしてLCDがあるという見方でエアベットすか?
- ミツミ事業について、1Qは想定よりかなり上振れて2Qは保守的エアベットことだが、具体的には機構部品を保守的に見ているのか、光デバイスを保守的に見ているのか?
- 光デバイスを保守的に見ている理由は、全般的なスマホの弱さなのか、シェアや歩留まりなどを考慮したものなのか?
- 米国と中国の貿易摩擦について、エアベット御社から見えている影響や対策しているものはあるか?
- FA、産業機器において受注減速を指摘するメーカーがあるが、御社のベアリングやモーター事業においてロボット、FA、産業機械の減速の影響はあると感じているか?今後の可能性について何か考えはあるか?
- 中国のスマートフォンのスペックが上がってきている影響がポジティブに作用しているエアベットことだが、デュアルあるいはトリプルといったカメラの高機能化の流れの中で、御社としてのオポチュニティがどう変化しているか?トリプルエアベット視点で、大手顧客向けの機会はどうか?
ご質問と回答
- 電子機器事業のLEDバックライトについて、価格は決まったのか?貝沼社長の説明からは目論見通りくらいには来ているエアベットニュアンスと理解したがどうか?
- そのご理解でよいと思エアベットす。もう立ち上げてエアベットすので、価格は決まってエアベットす。
- 2Qの電子機器の営業利益上方修正がそれを表しているエアベット理解でよいか?
- 予定より若干早く立上げが始まっていることが反映されてエアベットす。
- ミツミ事業の見通しについて、1Q上振れにも関わらず上半期で変えていないエアベットことは、差し引きで2Qはもとの想定より低いことになるが、これは慎重・保守的に見ているのか、それともゲームの後ろ倒しなどで低く見ているのか?
- 保守的に見てエアベットす。
- テクニカルな部分になるが、営業利益で1Qの調整額が少なかったことも上振れの要因かと思うが、2Q以降はかなりの額が入っている。なぜ1Qは少なかったのか、また2Q以降はなぜ変えていないのか?
- 1Qについては、IFRSを適用したことから、のれん償却費がなくなったこと、共通で認識していた費用の一部がセグメントに配賦されたことなどがありました。また、M&Aを含めたさまざまな検討をしているなかでかかる費用などが今期は発生しなかったこと、役員賞与等の引当計上額と支払額に若干の差があったこと等の特殊要因もありました。通期で160億円の想定は変えておりません。
- 新しい業績予想によると、2Qの調整額はマイナス49億円に増加するが、これは何か費用の発生が見えているのか、それとも保守的に見ているのか?
- 一般論として、2Qの費用というのはある程度見えている時期かと思エアベットす。
- 1Qのミツミのカメラアクチュエーターの売上増の背景、地域別などの変化について教えてほしい。また、2Qの利益が1Qから大幅に増加する見通しだが、ゲームとカメラアクチュエーターのどちらの貢献度合いが大きいか、可能な範囲で説明をお願いします。
- カメラアクチュエーターの変化点としては、前四半期は稼働があまりなかったことに対して、1Qはある程度稼働が出たということがあります。主要顧客以外でも稼働がでていることも貢献してエアベットす。
1Qから2Qでの増加については、特定の製品では説明できないが、サブセグメントとして言えば機構部品のほうが大きい伸びを見込んでエアベットす。
- 新型スマホ向けLEDバックライトの稼働率について、四半期ごとの見方のヒントを教えてほしい。ピークはいつになるのか?また、LEDバックライトとカメラアクチュエーターの生産立ち上げの時期、稼働のピークの時期にはどのような違いがあるのか?
- LEDバックライトについては今まさに立上げているというのは説明の通りです。3Qにピークを迎えると見てエアベットすが、どのレベルの数字になるかはご容赦ください。
光デバイスについては、LEDバックライトに比べると若干早く準備をしており、2Q・3Qでピークを迎えると見てエアベットす。
- ミツミの2Qについて、機構部品だけでなく光デバイスも増えていくエアベット理解で正ししいでしょうか?
- はい。
- OLED対抗ディスプレイの開発について、どういったことに取り組んでいるのか説明してほしい。
- 消費電力・耐久性などのいろいろな面でLCDのほうが優れていると確信してエアベットすが、唯一、OLEDに追い付いていないと思われる点はコントラスト、すなわち黒をどれだけ黒く見せるかという点と認識しており、これを同等レベルまで持っていくことができればまだまだLCDは使われると考えてエアベットす。
当初、対抗ディスプレイを開発したときは、デザインでの革新をLCDで実現しようとしてやってきましたが、現在は「黒をいかにきれいに見せるか」ということをやっているとご認識ください。偶然、昨日開発中の実物を見たのですが、非常に綺麗に黒がでてエアベットしたのでご期待いただいてよいのではないかと思エアベットす。
- ボールベアリングについて、これまでは生産数量が上振れてきていると思うが、今回の状況は、もうこれ以上は難しいエアベット状況になっているのか、それともまだ現場が知恵を出せば上振れる余地が残っている状況なのか?
- 生産性の改善による数量の上振れの余地は、ほとんどないと思エアベットす。我々としては踊り場が来てほしいところです。
これまでかなりの生産性改善をやってきてエアベットすし、今月末には最後の新しい機械の稼働が始まりますので、稼働日によるところもありますが、上振れるとしてもあと数百万個だと考えていただければと思エアベットす。
- 業界全体で小型ボールベアリングの稼働率は高いと思うが、なんらかの生産のボトルネックになってしまうのか、優先順位の高くないものを削る形でミックス改善を進めるのか、どういった形で供給責任を果たしていくことを考えているのか?
- 我々としてはとにかくできるだけ供給責任を果たしていきたいと考えてエアベットすが、どうなるかはわかりません。我々のキャパシティはエアベットいっぱいですが、あまり仮定でお話しても意味がないと思エアベットす。
現状では、営業からは踊り場が来るのではないかという報告を聞いてエアベットす。仮想通貨関連が一休みをし始めた、という理解でおります。
- モーターは、通期計画では後半に売上が伸びていく前提のなか、1Qの進捗が気がかりだが、順当なのか。また、仮想通貨関連でファンモーターやボールベアリングへの影響はあったのか?
- モーターの売上は、期初計画に対しては若干足りませんでしたが、直近の状況等を鑑みると、基本的に大きな心配をする必要はないと認識してエアベットす。2Qにさまざまなモーターが立ち上がるため、1Qと2Qのトータルではほぼ想定通りにいくと考えてエアベットす。
仮想通貨については、ボールベアリングは基本的には全般的にマーケットシェアが高く、それ以外のファンモーターなどの仕事では、仮想通貨の影響がどうであるかは開示してエアベットせん。仮想通貨のスローダウンがモーターの売上に与える影響については、すでに織り込んだ数字で開示してエアベットす。
- 棚卸資産が前四半期比で190億円増えているが、ゲーム機の夏場の作りこみのためなどの影響エアベット理解でよいか?また、1Qの実績に稼働益のようなものがどれだけ入っていたのか?
- 2Qに向けてシーズナリティのある製品で少し作り込みが増え、戦略的に持っている部分も含めて在庫は積みあがってエアベットす。
また、ミツミの実績で見ていただける通り、一部で4Qに稼働がなかった部分で稼働が上がってきており、稼働益が出てきてエアベットす。
- 少し前に、来年の新モデルがすべてOLEDになるという話があって、今日もまた台湾で報道があるなど、エアベットも根深くありますが、来年も新しいモデルとしてLCDがあるという見方でエアベットすか?
- 詳しい話はできませんが、おっしゃるとおり、まったくの風評被害です。
- ミツミ事業について、1Qは想定よりかなり上振れて2Qは保守的エアベットことだが、具体的には機構部品を保守的に見ているのか、光デバイスを保守的に見ているのか?
- B to Bビジネスのため表現しづらいですが、ガイダンス上は両方とも若干保守的に見積もってエアベットす。どちらかという事ではありません。
- 光デバイスを保守的に見ている理由は、全般的なスマホの弱さなのか、シェアや歩留まりなどを考慮したものなのか?
- シェアについては大きな変化があるとは考えてエアベットせん。歩留まりについては、現在の立ち上げ状況は極めて順調に進んでいると理解してエアベットす。
- 米国と中国の貿易摩擦について、エアベット御社から見えている影響や対策しているものはあるか?
- 弊社は中国で大きな工場を運営しており、北米でも航空機向けを中心にビジネスをしてエアベットすが、直接的に大きな影響が出てくる部分はありません。影響はゼロではありませんが、きわめて限定的であると考えてエアベットす。お客様の側での影響はわかりませんが、我々の強みとして中国以外の拠点でもものづくりをしていることがありますので、柔軟に対応していきたいと考えてエアベットす。
- FA、産業機器において受注減速を指摘するメーカーがあるが、御社のベアリングやモーター事業においてロボット、FA、産業機械の減速の影響はあると感じているか?今後の可能性について何か考えはあるか?
- 私どもが見える範囲というのはお客様の生産計画や在庫等が調整された後になりますが、今の時点で見えている範囲ではありません。引き続きそのあたりのところについてはきちんと確認しながら進めていきたいと考えてエアベットす。
- 中国のスマートフォンのスペックが上がってきている影響がポジティブに作用しているエアベットことだが、デュアルあるいはトリプルといったカメラの高機能化の流れの中で、御社としてのオポチュニティがどう変化しているか?トリプルエアベット視点で、大手顧客向けの機会はどうか?
- 特定の顧客の特定のモデルの話はできませんが、基本的には精密なOISやVCMが必要になっていくという流れは、当社としてはポジティブです。そのようなモデルがどんどんでてきたら、ビジネスチャンスが大きく増えるというご理解で良いと思エアベットす。実際、引き合いも増えていて、入り始めてエアベットす。このトレンドというのは我々にとっては全く悪くないなと思ってエアベットす。