質疑応答要旨 オーラ ベット

更新日: 2022年12月9日

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2023年3月期 第2四半期オーラ ベット(2022年11月2日)

注:内容につきましては、理解し易いように部分的に加筆・修正してあります。

ご質問

ご質問と回答

オーラ ベットはドル円、ドルバーツで実施しており、期初想定はドル円115.00円、ドルバーツ33.05に対し、2Q実績はドル円135.52円、ドルバーツ35.70となりました。
第2四半期の営業利益は、為替の影響はプラス84億円、オーラ ベットマイナス30億円と試算しています。結果として、為替予約の影響がなかったと仮定した場合の営業利益は294億円と試算しています。
ドル円の為替予約は、半導体の一部、航空機関連に影響がありましたが、各事業の収益が好調であったため、全体としての影響は限定的なものとなりました。ドルバーツについては、タイが生産の中心であるモーター事業に影響がありました。スライド9でお示ししたように、モーターの営業利益について、為替予約の影響がマイナス18億円ありました。オーラ ベット51億円だったと試算しています。
また、下半期の為替レートは1ドル140円を想定しています。モーター以外には円安効果を見込むものの、想定に対して強く伸びていない分野(自動車向けのオーラ ベットなど)も考慮し、東京本部売却益を除いた営業利益は1,020億円のままで据え置きとしています。セグメント別では、電子機器では下方修正、好調のミツミ事業を上方修正しています。
下半期もオーラ ベットはしており、業績予想はオーラ ベットの影響も踏まえた数字をお示ししています。
アナログ半導体の市場成長率は上方修正されており、またIGBTなどの成長分野が当社のドライバーになると考えています。また、来期には滋賀工場が立ち上がり、出荷量も増えていくこともご認識いただければと思います。
例えば自動車向け部品において、従前は自社では対応できなかったECUユニットなどを、自社で対応できるようになります。これにより、自動車メーカーに対する我々の存在感を高めることができ、それが成長ドライバーになると考えています。
ミツミ事業の売上は3Q1,680億円、4Q1,178億円、下半期2,858億円、通期5,100億円、営業利益は3Q170億円、4Q102億円、下半期272億円、通期520億円と想定しています。
カメラアクチュエーターは、今期の生産ピークは3Qになり、これが業績を牽引すると考えています。ゲームは、お客様の販売が堅調なことから、当社の生産も堅調に推移することを見込んでいます。アナログ半導体は依然として好調ですが、業績予想としては保守的に見積もっています。
コネクタ事業では、9月16日から本多通信工業を連結子会社化し、2Qから業績に含まれています。下半期は、本多通信工業の公表数字を踏まえ、10億弱の利益貢献を見込んでいます。ミネベアコネクトは、現時点では業績予想に含まれておらず、数字は今後精査してまいります。
カメラアクチュエーター、ゲームの2つが要因となります。
モーターについては期初想定約3,000億円に対して、2,755億円に売上高を下方修正しています。上海ロックダウンで4月に一部のモーターが影響を受けましたが、直近では工場でもフル稼働状態に戻り、HDD向けモーター以外には大きな懸念事項はございません。HDD向けモーターについては、主要顧客別に販売・生産に多少濃淡があり、例年に比べ、今期は在庫調整などの影響が多少大きくなると見込んでいます。HDD市場で落ち込みが激しいのは、いわゆるPC向けなどの「レガシー」といわれる領域になっています。当社の主要市場であるデータセンター向けなどの「マスキャパシティ」の分野は、一部中国などで落ち込みはあるものの、全体としては成長していくと想定しています。在庫調整が終われば、来期以降は大きな問題にはならないと考えています。
バックライトについては、北米向けの生産は、少し伸び悩んでいるのが足下の状況です。来期以降についても、スマートフォン関連のLEDバックライトの事業機会はしっかりと確保されております。車載用につきましては、クラスターパネルなどで、OLEDとの対比で液晶が見直されつつあり、来期は成長することが期待できると思っています。ただし、予想においては保守的に見ています。
7月から順に100万個単位で、外販数量は245、244、264、内販数量は52、47、47となりました。10月以降は、外販数量は239、249、255と見ており、2Qと比べると若干下がる想定となっています。内販数量は、38,41,37と見ています。
内販については、HDD向けピボットの減速を想定しています。また、車載、データセンターについては減少というよりも想定よりも伸びないという状況、その他家電などは従前よりもまだ水準が低いという状況で、四半期単位でみると若干数量が下がって見えるということです。
スライドでは、底を打ったら立ち上がりが早いという特徴をお示ししています。
受注がしっかり入っていますし、トレンドを踏まえて落ちることはないと見ています。年度内は大丈夫だと見ています。また、これから滋賀工場に設備が入ってIGBTの生産を開始しますし、そのオーダーも入っていますので来期も成長できると考えています。
変わっていません、自動車用モーターは順調に立ち上がっています。
HDD向けも、減少している部分がローエンドであり、利益影響は限定的です。HDDは半導体不足やサプライチェーン分断の際にBCP在庫が積み上げられた反動が出ている状況かと思いますので年内は調整が続くと思いますが、ハイエンドは来年以降徐々に回復してくると見ています。
スライド26は、当社のエイブリックの実績となります。これまでの状況は、受注量の山・谷の繰り返しになっています。これをご覧いただくと、今は谷にあるように見えるかもしれませんが、このサイクルが繰り返されることを踏まえ、アナログ半導体については「心配ご無用」であることをお示ししています。
価格につきましては、当社は半導体のニッチマーケットにフォーカスしており、平均単価は切り上がったままとなっています。電池保護ICはコモディティ的なオーラ ベットもありますが、非常に高いマーケットシェアを維持していることから、価格を下げずしっかりコントロールできています。稼働率につきましても、一部メンテナンス目的などで投入を落としている部分はありますが、IGBTなどの需要は非常に強く、基本的に高い稼働を維持しています。
オーラ ベットの稼働率については、基本的にフル稼働を継続することを想定しています。来期以降の外部環境に不透明感はありますが、例えば自動車のモデルチェンジによるコンテンツグロースなど、今後の需要増加にそなえ、戦略的に在庫を積み増すことが適切と考えています。
為替については、モーターほどのオーラ ベットありませんので、恩恵を見込んでいます。
航空機については、為替の恩恵もありますが、非常に強い引き合いがあります。特に欧州の航空機メーカーの生産レートは引き上がっており、航空機向けオーラ ベット、ロッドエンド両方で回復を見込んでいます。
これらを踏まえ、通期で営業利益510億円という数字は達成可能と考えています。

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