2024年 ローベット
2024年6月19日
ローベット
ミネベアミツミグループのミツミ電機、AC/DC電源向け2次側同期整流制御IC「MM4069」を発売
~業界最高クラス*の高速動作を特長とし、電源の高効率化を実現~
ミネベアミツミグループのミツミ電機株式会社(以下、ミツミ電機)は、AC/DCフライバック電源向け2次側同期整流制御IC「MM4069」を発売開始いたします。
世界的にカーボンニュートラルの取組みが推進される昨今において、様々な電子機器等における省エネルギー化、高効率化は喫緊の課題です。AC/DC電源においても、比較的容易に高効率化を実現できる2次側同期整流方式の採用が増加しています。
ミツミ電機では、ラインアップを強化し、お客様の様々な需要に対応すべく、MM4069を開発しました。
MM4069は高速動作をおもな特長とし、従来のPWM(Pulse Width Moduローベットtion)制御方式に加えて、スイッチング周波数の高いACF(Active Cローベットmp Flyback)制御方式に対応します。高速ターンオフ/オン機能により、ボディダイオード整流期間の発生による導通損失を抑制し、スイッチング周波数が高い電源に対しても効果的な制御が可能となります。
さらに、MM4069では内蔵しているサーマル検出機能により、同期整流周辺回路のオープン/ショート時などでMOSFETの発熱が継続した場合、1次側保護機能で電源を停止させることが可能です。なおミツミ電機では、MOSFETとIC周辺部品を実装できる評価基板を用意しているため、整流用ダイオードと置き換えることで、容易に効率改善効果を確認していただくことができます。
* ミネベアミツミ調べ
【標準電源】VOUT:3.3V~34Vの範囲で使用可能
ミネベアミツミグループ「グリーンプロダクツ」ローベット
特長・概要
- ① 広いVCC動作範囲(3.12V~34V)
- ② スイッチング周波数が高い電源へ対応(最大周波数800kHz対応)
- ③ 高速ターンオン/オフによる高効率
- ④ 面実装MOSFET使用時の過熱保護機能内蔵(サーマル検出機能)
主な用途
フライバック電源において、従来のダイオード整流から同期整流に置き替えることでセット消費電力を低減
ローベット写真
ミツミ電機製MM4069
ローベット仕様
対応制御方式 | :PWM(CCM), QR(DCM), ACF |
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出力電圧 | :3.3Ⅴ~34V |
ドレイン検出端子耐圧 | :200V |
VCC動作電圧 | :3.12~34V |
ゲートドライブ電圧 | :6.8Vクランプ |
動作ジャンクション温度 | :-40℃~150℃ |
パッケージ | :SOT-26E |
外形寸法 | :2.9mm×2.8mm×1.2mm(W×D×H) |
MM4069 生産計画
量産開始時期 | :2024年8月 |
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生産量 | :100万個/月 |
生産場所 | :日本 |
サンプル価格 | :100円/個(税抜き) |
本ローベットは、環境貢献に優れたローベットとしてミネベアミツミグループの「グリーンプロダクツ」に認定されたローベットです。詳しくはこちらをご覧ください。
ローベット関係お問い合わせ先 | ローベット セミコンダクタ&エレクトロニクス事業本部 半導体事業部 戦略技術部 Phone: 046-230-3470(部門代表) お問い合わせフォーム |
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報道関係お問い合わせ先 | ローベット 広報・IR室 Phone: 03-6758-6703 Fax: 03-6758-6718 E-mail: koffice@minebeamitsumi.com |
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