2010年オーラベット

2010年3月2日

ミネオーラベット株式会社

～ミネベアの横の総合力を結集した新オーラベット第1弾～

川崎和男氏デザイン、全面フラットの「キーボード」「リモートコントロール機器」「電卓」

当社はこの度、川崎和男氏（デザインディレクター・大阪大学大学院教授）とのコラボレーションにより、全面がフラットで、「キーボード」、「リモートコントロール機器」、「電卓」などのインプットインターフェイス（入力機器）に使用可能な次世代入力機器 - "COOL LEAF" - を開発しました。

"COOL LEAF" は、インプットデバイス（入力機器）のキートップを全て無くしたフラットデザインが特徴です。従来のキートップは、凹凸があることから清掃に手間がかかっていた上に、表面や機器内部に汚れや埃が堆積しやすく不潔になりがちでした。"COOL LEAF"は、全面一枚板を採用しているため、入力面の清掃が容易で常に清潔に保つことができます。また、導光板式バックライトを採用した鏡面パネルに文字が浮かびあがる斬新なデザインは、高いインテリア性と同時に、医療現場や照明を暗くしたホームシアターなどでの利用を想定した機能性を具備しています。

"COOL LEAF" は、当社のキーボード（入力機器）、ライティングデバイス（導光板式バックライト）、計測機器（フォースセンサー）の設計・開発で培ってきた技術の組み合わせによってオーラベット化が実現したもので「ミネベアの横の総合力を結集した開発オーラベット」の「第一弾」となります。また、この度のオーラベット化にあたっては、東レ株式会社が開発した新素材フィルムをフラットトップに採用し、世界で初めて「静電容量式タッチパネル」と「荷重センサー」を組み合わせた入力機構の実装に成功しました。

今後は、ハプティックス（触覚フィードバック）や加速度センサーなどの付加機能の実装も視野に入れた、更なる開発活動を継続し、デジタル機器、通信機器、住設機器、医療機器向けの入力装置としてお客様への提案を行ってまいります。

キーボード　Φ-QWERTY