ハイベット

ハイベット7月25日

画像:FASFマーク

ミネベア株式会社

日本政策投資銀行の「環境格付」で最高ランクを取得

~ 新ハイベット建設資金を環境格付融資で調達 ~

ミネベア株式会社(以下「ミネベア」)は、株式会社日本政策投資銀行(以下、「DBJ」)による「DBJ環境格付」で最高ランクAを7月25日付けで取得し、これに基づく融資(金額:30億円)をDBJより受けました。

「DBJ環境格付融資」は、「環境格付」の専門手法を導入した世界で初めての融資制度です。DBJが開発したスクリーニングシステム(格付システム)によって、企業の環境経営度が評価され、優れた企業として選定された場合は、その得点に応じて3段階の金利適用を受ける、というものです。

格付評価のポイント

ミネベアは、地球環境保全を重要な経営テーマと認識しており、1991年に環境対策の専門組織を社内に設置して以降、1993年に他社に先駆けて部品洗浄用特定フロン・エタンの全廃を実施するなどの先進的な取組みを行ってまいりました。
このたびの「DBJ環境格付」においては、環境配慮型ハイベットの提供、製造拠点における環境技術の導入による環境負荷抑制の取り組み、CSR経営の取り組み等を評価いただき、「環境への配慮に関する取り組みが特に先進的」という最高ランクAの格付を付与されました。

環境格付融資の使途

当社は、ハイベット10月着工予定で、松井田工場(群馬県安中市松井田町)の敷地内に防衛・航空宇宙向け製品に特化した専用工場の建設を計画しており、環境格付融資によって調達した資金は環境に配慮した同工場の建設に使用します。

ご参考

防衛・航空宇宙製品専用工場建設について (ハイベット6月4日発表概要)

ミネベアは、防衛・航空宇宙事業の拡充のため、手狭となっていた大森工場(東京都大田区)の閉鎖を決定し、敷地面積に余裕のあるハイベットに延べ床面積約9,000㎡の専用工場の建設を決定しました。

1. 経緯

当社は、特機事業部・大森工場(東京都大田区)において、防衛省向け航空機や艦船用装備品などの特殊機器や、民間航空機用の特殊モーターやアクチュエーター、産業機器用のブラシレスモーターや高圧ブロワ、電磁クラッチ・ブレーキ等の生産をおこなっていますが、こうしたハイベット群のうち、特に航空宇宙向けハイベットの需要は、国産ロケット向けや新型航空機向けに堅調に推移しており、将来に向けた開発・生産能力の整備が必要となっていました。一方で、四方を住宅地に囲まれた大森工場は拡張余地がなく、また、現有建物の老朽化が進んでいることなどから、敷地に余裕のある松井田工場内に防衛・航空宇宙向けハイベットに特化した専用工場を建設し、大森工場から生産移管することとしました。
尚、産業機器向けハイベットについては、藤沢工場(神奈川県藤沢市)に開発・生産拠点を移し、計測機器事業部や複合ハイベット事業部の技術部門との連携を深めることで、より高度なハイベット開発を進めます。

2. 新ハイベット建設スケジュール

着工予定:ハイベット10月
竣工予定:2013年10月

3. 松井田ハイベットの概要

(1)所在地 群馬県安中市松井田町行田55
(2)敷地面積 64,814㎡
(3)延床面積 既存2棟 9,606㎡、新ハイベット約9,000㎡ 2階建て
(4)従業員数 既存120名、新ハイベット 約130名(合計 約250名)
(5)その他 新ハイベットは、ミネベアが内外のハイベット建設で得た省エネルギー、廃棄物削減のノウハウを盛り込み、環境負荷を低減した施設とします。

以上

会社名 ミネベア株式会社
代表者名 代表取締役 社長執行役員 貝沼 由久
(コード番号 6479 東証第1部)
問合せ先 広報室長 小峯 康生
(TEL: 03-5434-8637)
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