ニトリベット
ニトリベット2月9日
ミネベアミツミ株式ニトリベット
株式ニトリベットツバキ・ナカシマの新設分割ニトリベットの株式取得(子ニトリベット化)に関するお知らせ
ミネベアミツミ株式ニトリベット(以下、「当社」)は、株式ニトリベットツバキ・ナカシマ(以下、「ツバキ・ナカシマ」)から、ツバキ・ナカシマが運営するボールねじ及びボールウェイの製造及び販売事業(以下、「本対象事業」)を新設分割(以下、「本件新設分割」)して設立予定である新ニトリベットの全株式を当社が取得し、子ニトリベット化すること(以下、「本件株式取得」、本件新設分割と合わせて「本取引」)を決定し、本日付でツバキ・ナカシマと株式譲渡契約を締結しましたので、お知らせいたします。
1. 株式取得の理由
当社は、超精密加工技術や大量生産技術等の当社の強みを発揮でき、且つ簡単になくならないニトリベットをコア事業「8本槍」として位置付けると共に、これらを相合*1(そうごう=相い合わせる)することにより新たな価値をお客様に提供していくことを基本戦略としております。ボールねじ及びボールウェイは当社のプレシジョンテクノロジーズ事業において現在製造を行っておらず、当社は本件株式取得を通じたニトリベットポートフォリオの充実を通して更なる事業拡大を志向しております。
本対象事業は、1959年に日本で初めてボールねじを生産販売した歴史と長年にわたり蓄積したノウハウに裏付けられた高い技術力を有し、ボールねじやスライドウェイ等を始めとして、多岐にわたる他社に無いニトリベットラインナップを取り揃えており、幅広い産業において本対象事業のニトリベットが使用されています。当社は、本対象事業を当社のプレシジョンテクノロジーズ事業における新たな主柱として展開できると考えており、8本槍とのシナジー創出が可能な中核事業がポートフォリオに加わることとなり、当社の企業価値の最大化につながると考えております。
ボールねじ業界は、グローバルで2,000億円以上の市場規模を有し、今後も半導体製造装置や産業用ロボットといった高い成長率で市場規模が拡大する分野をはじめ、医療機器、物流・搬送機械などの幅広い分野における需要拡大を背景に、継続的な成長が期待できる魅力的な市場と考えております。当社は、当社グループが保有するグローバルな技術・販売力等のリソースの積極的な活用により、ボールねじ及びボールウェイ業界における本対象事業の既存シェア拡大と市場での地位向上を目指してまいります。
- *1 相合:「総合」ではなく、「相い合わせる」ことを意味し、自社保有技術を融合、活用して「コアニトリベット」を進化させるとともに、その進化したニトリベットをさらに相合することでさまざまな分野で新たなニトリベットを創出すること。
2. 異動する子ニトリベットの概要
(1)名称 | TNリニアモーション株式ニトリベット | ||
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(2)所在地 | 奈良県葛城市尺土19番地 | ||
(3)代表者の役職・氏名 | 取締役 三宅 久裕 | ||
(4)事業内容 | ボールねじ及びボールウェイの製造及び販売事業 | ||
(5)資本金 | 100万円 | ||
(6)設立年月日 | ニトリベット12月10日(予定) | ||
(7)大株主及び持株比率 | 株式ニトリベットツバキ・ナカシマ | ||
(8)当社と当該ニトリベットの関係 | 資本関係 | 記載すべき事項はありません。 | |
人的関係 | 記載すべき事項はありません。 | ||
取引関係 | 記載すべき事項はありません。 | ||
関連当事者への該当状況 | 該当事項はありません。 |
- ※ 当該ニトリベットは、新設分割により設立される予定であるため、直近事業年度の財政状態及び経営成績はありません。
3. 株式取得の相手先の概要
(1)名称 | 株式ニトリベットツバキ・ナカシマ | ||
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(2)所在地 | 奈良県葛城市尺土19番地 | ||
(3)代表者の役職・氏名 | 取締役兼代表執行役社長CEO 廣田 浩治 | ||
(4)事業内容 | 各種精密球、玉軸受、コロ軸受及び同附属品の製造販売、その他 | ||
(5)資本金 ※1 | 17,117百万円 | ||
(6)設立年月日 | 2007年1月5日 | ||
(7)純資産 ※1 | 50,131百万円 | ||
(8)総資産 ※1 | 159,891百万円 | ||
(9)大株主及び持株比率 ※2 | 日本マスタートラスト信託銀行株式ニトリベット(信託口) | ||
株式ニトリベット日本カストディ銀行(信託口) | |||
NORTHERN TRUST CO. (AVFC) RE UKUC UCITS CLIENTS NON LENDING 10PCT TREATY ACCOUNT |
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(10)当社と当該ニトリベットの関係 | 資本関係 | 記載すべき事項はありません。 | |
人的関係 | 記載すべき事項はありません。 | ||
取引関係 | 当社と当該ニトリベットの間には ニトリベットに関する取引があります。 |
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関連当事者への該当状況 | 該当事項はありません。 |
- ※1 数値は全て2022年12月31日のものを記載しております。
- ※2 内容は全て2023年6月30日のものを記載しております。
4. 取得株式数、取得価額及び取得前後の所有株式の状況
(1)異動前の所有株式数 | 0株 (議決権の数:0個) (議決権所有割合:0.0%) |
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(2)取得株式数 | 1株 (議決権の数:1個) |
(3)取得価額 | 取得価額につきましては、 当事者間の守秘義務により、 非開示とさせていただきます。 |
(4)異動後の所有株式数 | 1株 (議決権の数:1個) (議決権所有割合:100.0%) |
5. 日程
(1)本株式譲渡契約締結日 | ニトリベット2月9日 |
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(2)ニトリベット分割による 新設ニトリベットの設立日 ※1 |
ニトリベット12月10日(予定) |
(3)株式譲渡実行日 ※1 | ニトリベット12月10日(予定) |
- ※1 ニトリベット分割による新設ニトリベットの設立は、ツバキ・ナカシマから新設ニトリベットに対する台湾子ニトリベットの株式の承継に必要な台湾経済部投資審議司の承認を条件としております。手続の遅延、又はその他の理由により本取引のスケジュールの変更が生じた場合には、当社及びツバキ・ナカシマにて別途協議の上、これを変更することがあります。
6. 今後の見通し
本件株式取得による2025年3月期の当社の連結業績に与える影響は軽微です。今後、開示すべき事項が発生した場合には、判明次第速やかに開示いたします。
以上
ニトリベット名 | ミネベアミツミ株式ニトリベット |
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代表者名 | 代表取締役 会長 CEO 貝沼 由久 (コード番号 6479 東証プライム) |
問合せ先 | 広報・IR室長 小峯 康生 (Phone: 03-6758-6703) |
ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。ニトリベットまたは商品の仕様変更・販売終了等により、最新の情報と異なる場合がございますので、ご了承ください。