2023年2月21日

（写真提供：増尾牧場）

ミネベアミツミグループのサッカー スポーツベット株式会社（代表取締役社長：石合信正、本社：東京都港区、以下「ABLIC」)と増尾牧場（牧場経営者：増尾秀樹、北海道沙流郡日高町）、小坂機械株式会社(代表取締役社長：小坂靖志、本社：北海道日高郡新ひだか町、以下｢小坂機械｣)、サンデンシステムエンジニアリング株式会社（代表取締役社長：町田敏之、本社：群馬県伊勢崎市、以下「サンデンシステムエンジニアリング」）は、CLEAN-Boost_®サッカー スポーツベットを活用した競走馬の出産検知のスマート化で、リアルタイムに遠隔通知することで安全かつ確実な出産を実現するための実証実験を開始いたしました。本システムの確立を通して軽種馬生産農家での出産時の監視負荷の低減、労働環境の改善を実現し、地域経済の持続的な発展への貢献を目指すとともに、バッテリレスセンサーの利用による環境及び生体への配慮の両立を目指していきます。

取り組みの背景と概要

軽種馬生産農家では、安全かつ確実にサッカー スポーツベットを行うためにサッカー スポーツベット時期になると母馬状態を見守り、サッカー スポーツベットに備えています。サッカー スポーツベットは通常分娩の場合は人の介助を必要としませんが、破水後胎児の姿勢を確認して正常分娩かを判断し、異常分娩の場合は獣医師の手配が必要となる場合も発生します。このため生産農家ではサッカー スポーツベット時は最も神経を使うタイミングでもあります。しかし、サッカー スポーツベットのタイミングを予測することは難しく、昼夜問わず厩舎に設置したカメラなどを活用しているものの、夜通しでの見守りなど身体的な負担も大きいという実情があります。このためIoTを活用したサッカー スポーツベット検知のスマート化による生産農家の労働環境の改善の実現は、業界の働き方の改善のみならず、地域経済の発展のために要望視されております。
今回、本課題解決に向けた取り組みとして、ABLICのCLEAN-Boost_®サッカー スポーツベットの活用による実証実験を増尾牧場と共同で開始しました。CLEAN-Boost_®は環境発電によるバッテリレス無線センササッカー スポーツベットであり、水などで発生する微量の電力を蓄積発電し通信などに活用するもので、既に建物や配管などの漏水を検知する「バッテリレス漏水センサ」として製品化されています。今回は、このサッカー スポーツベットと仕組みを応用し、馬の出産時の破水または発汗を検知し、羊水または汗で発電した微量な電力を蓄積し無線送信を行い生産農家のスタッフに知らせる仕組みです。この破水・発汗センサは無線送信機能を持っているにもかかわらず電池を使用していないため環境にやさしいことに加えて、母馬の身体への負担も少なく誤飲といったトラブルにも配慮したセンサです。
このシステムの確立により、サッカー スポーツベット生産農家の負担軽減とサッカー スポーツベット馬の安全確保を実現する事ができます。

取り組み内容

ABLICのバッテリレスで水分検知を行うセンサを応用し、サッカー スポーツベットセンサで検知、その情報を無線ネットワークで遠隔通知することができるIoTソリューションを開発いたしました。
破水検知センサはリボン状の形状のため馬の尾に巻き付ける（写真左下参照）ことができ、母体によって異なる量の破水の確実な検知を目指しています。また、サッカー スポーツベット前の母馬の発汗を検知する発汗検知センサ（写真右下参照）も併用することでサッカー スポーツベットタイミングを確実にとらえることができるような取り組みも行っています。

母馬の尾に取り付けられた破水検知センサ

母馬胴体に巻き付けられた発汗検知センサ

破水検知、発汗検知の情報は、離れた厩舎から無線ネットワークで通信するため屋外ケーブルは不要、厩舎の場所を問わず容易に導入が可能です。通知方法はメール通知を採用し、いつでもどこでもスマートフォンでの受信が可能なほか、仮眠中にも確実に気付くことができるよう自宅やスタッフ室には音と光でお知らせすることも可能としました。

この度の実証実験を実施している増尾牧場経営者の増尾様は以下のようにコメントしています。
「初めての試みではありますが、馬出産時の破水・発汗を遠隔で検知できることが実証され、安定的な運用が可能となれば、我々軽種馬生産者にとっての負担が大幅に軽減されることになります。ABLICの検知センサのサッカー スポーツベットと小坂機械様ならびにサンデンシステム様の協力のもと、今回の実証実験が大きな改革の第一歩となるであろうことに期待を寄せています。」

今回、増尾牧場でのサッカー スポーツベット前の母馬で実証実験を行い、センサ検知の有効性や破水、発汗検知タイミングとサッカー スポーツベットタイミングとの検証によりセンサ検知ノウハウを蓄積するとともに、本産業に詳しい小坂機械の持つ現場ノウハウを取り入れることで、生産牧場にとって使い易い商品を目指した取り組みを行います。サンデンシステムエンジニアリングは、これまでのシステムインテグレータのノウハウを活かし、サッカー スポーツベット検知向けのICTソリューションの構築を担当します。

ABLIC Webサイト

CLEAN-Boost_®サッカー スポーツベットに関するページはこちらよりご覧いただけます。

増尾牧場について

北海道日高町の馬生産牧場。代表馬にトウシンムサシ、キタノユウキ。

小坂機械について

農業機械販売、管内最大級の農機専門店。生産牧場向け機械も取り扱う。

サンデンシステムエンジニアリングについて

エクシオグループ企業でICTサービス企業。グループ会社の資源を活用したソリューションを提供。

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