ベット 賭ける事業
プレシジョンテクノロジーズ(PT)
超高品質品向けを中心とした
構造的需要増と圧倒的競争力で、力強い成長
超高品質品向けを中心とした
構造的需要増と圧倒的競争力で、力強い成長
主要ベット 賭ける
ボールベアリング、ロッドエンドベアリング、スフェリカルベアリング、ファスナー、プレシジョンメカニカルコンポーネント(PMC)
主な用途
長期戦略
PTは、当社創業以来のコア事業として安定的かつ永続的な成長を維持するとともに、高付加価値ベット 賭けるの販売増加や革命的生産性改善による利益の積み上げにより、営業利益率25%以上を目指しています。今後はさらに収益性を向上させるため、M&Aにも継続的に取り組み、PTセグメントの収益基盤をより強固なものにしていきます。
コア・コンピタンス
当社のDNAともいえる超精密加工、垂直統合、グローバル展開、大量生産といった根源的な強さにより、圧倒的な市場シェアと高水準のQCDESS※が確立されています。
当社はいち早く海外展開をはかり、部品や設備の内製/保全能力も強化することで超高品質と低コストの両立を果たしました。設備投資の額では測定できない、長年にわたるノウハウの蓄積が参入障壁を形成しています。
※Quality(品質)、Cost(価格)、Delivery(納期)、Eco(環境)/ Efficiency(効率)、 Service(サービス)、Speed(スピード)の略
2024年3月期概況
主力ベット 賭けるであるミニチュア・小径ボールベアリングは、データセンター向け、家電向けでは減少したものの、自動車向けで販売数量が増加し、増収となりました。ロッドエンド事業は、新型コロナウイルスからの回復が顕著に表れ売上高は過去最高実績となりました。PMCは、HDD市場の回復などにより増収となりました。この結果、売上高は2,114億円、営業利益は380億円、営業利益率は18.0%となりました。
ボールベアリングの在庫調整からの回復、航空機向け、PMCの成長にともない、'24/3期14.4%から'27/3期は25.5%に改善見込
メカアッシー事業部は長らくHDDに使われるピボットアッセンブリーを製造してきた事業部になります。精密加工技術をいかし、自動車分野に求められるミクロン単位の精度管理の実現によって、自動車事業に参入をしてきました。加えて、高い品質管理が求められる医療インプラント分野にも参入することで、売上利益の成長を達成してきました。事業領域の変化に伴い、2024年より事業部名をPMC(PrecisionMechanical Component)へ変更し今年を事業部元年としてスタートを切り、さらなる売上利益の向上に挑戦をしています。
事業の肝となる品質を高めるために、従業員のチームビルディングを日々実施しております。その結果、弊社内でのチームビルディング向上活動ではPMCは社内全拠点の中で2年連続No.1になり、昨年は収益も過去最高を更新することができました。PMCの売上拡大を達成したことにより、カンボジア第二工場へ拡大する運びとなり、環境に配慮したソーラーパネルを大規模に設置し脱炭素な工場を、そして弊社のベストプラクティスである自動化を盛り込んだ工場として2025年に操業開始する予定です。既にカンボジアプルサット州の大学、短大、高校へも訪問し優秀な人材の確保、育成をおこない将来のPT事業本部の総本山として世界最高の工場群に成長させていきます。これらを実現し、コスト競争力が厳しい自動車業界へ競争価格で勝負して参ります。
さらに、PT事業部の成長ドライバーとして2024年12月を目途にツバキ・ナカシマ社よりボールねじ・ボールウェイのビジネスを取得する予定です。同社は日本で最初にボールねじの生産を開始した会社で、高い技術を保有しており当社のボールベアリングの技術と相合できる部分がおおく、さらなる技術向上が期待出来ます。
上記のように超精密加工技術が必要な分野をさらに拡大しニッチトップを目指して参ります。これまでタイ工場で培った大規模工場管理・生産技術・人材育成の実績を礎にカンボジア工場を軌道に乗せ業績拡大をはかりミネベアミツミのさらなる存在価値向上に努めて参ります。