スポーツ ベット事業

セミコンダクタ&エレクトロニクス(SE)

8本槍スポーツ ベットの相合(そうごう)により今後の成長分野に向けた新スポーツ ベットを開発し、グループ全体の事業機会を創出

8本槍スポーツ ベットの相合(そうごう)により今後の成長分野に向けた新スポーツ ベットを開発し、グループ全体の事業機会を創出

主要スポーツ ベット

アナログ半導体、光デバイス、機構部品、精密部品、電源、スマートスポーツ ベット、住宅機器用部品

主な用途

画像:主な用途

長期戦略

事業の絶対的な永続性の観点から、8本槍スポーツ ベットを構成する5分野を将来のコア事業として力強く成長させることが、SEとして最も重要な課題であると認識しています。そのため、サブコアビジネスが生み出すキャッシュを成長原資として8本槍スポーツ ベットを強化し、事業全体の収益性向上を目指す(営業利益率10%以上)ことが基本戦略となります。その執行は、①自律的な成長、②これらの事業を包含する新スポーツ ベットの開発、③既存事業とのシナジー創出・収益性向上が期待できる会社のM&Aをおこなうことで達成されます。

コア・コンピタンス

SEは、センサー、光学、MEMS(微小電気機械システム)、高周波技術、電気回路技術、半導体設計技術に代表される超微細加工が求められる分野における技術開発力が競争力の原点です。さらに、ミツミ、エイブリック、本多通信工業、ミネベアコネクト(旧住鉱テック)、ミネベアパワーデバイス(旧日立パワーデバイス)との経営統合によりミネベアミツミのDNAである超精密加工や垂直統合等のコア技術が融合したことで、開発から量産まで顧客の細かなニーズに一気通貫で対応する体制を整備しています。8本槍スポーツ ベットのうち5スポーツ ベットがSEに属し、グループ全体の「相合」を創出する原動力となっています。また、アナログ半導体はベアリングに次ぐ収益ドライバーとして、今年5月より当社8本槍スポーツ ベットの3番目から2番目の槍となりました。

2024年3月期概況

光デバイスの増収はあったものの、半導体や機構部品が減収となったため、セグメント全体では減収となりました。この結果、売上高は4,947億円、営業利益は355億円、 営業利益率は7.2%となりました。

グラフ:売上高、営業利益/営業利益率

グラフ:ROICハイライトアナログ半導体の収益力回復がドライバーとなり、'24/3期11.1%から'27/3期は15.6%に改善見込

INTERVIEW

私が責任者として就任したSC事業部は「小型メカスイッチ」と「車載向けインダクター」を中心としたスポーツ ベットの開発から製造を担っております。

画像:スイッチ

スイッチ

画像:コイル

コイル

当部門の強みはCAE解析技術を駆使して高難易度のスポーツ ベットを具現化する設計力と垂直統合システムを確立した海外工場による高い製造力です。これらの強みをいかして、高品質のスポーツ ベットを安定して市場へ供給してまいりました。しかし、当事業はコア事業8本槍の一つとして位置付けられているなかで、残念ながら事業規模の観点から十分な貢献が出来ていないという課題がございます。全社で取り組んでおります「収益性の改善」を実行しつつ、課題解決のために当社コア事業の一角を担える事業規模への拡大を目指すための執行戦略としてグローバルニッチトップを狙える新スポーツ ベットの創出を実行してまいります。スイッチは従来のメカスイッチに加えて付加価値の高い複合スポーツ ベットの開発、コイルは車載市場を深掘してニッチトップのスポーツ ベットを増やしてまいります。スポーツ ベットの開発に際しては市場のニーズをタイムリーにリリースすることが、新スポーツ ベットの創出を実行していく上で大きなカギとなります。加えて事業拡大を進めていく上で組織の改革と成長も重要なテーマとして位置付けております。チームメンバーが担当分野のスペシャリストへ成長することに加えて、チーム全員がマイボール精神を持ち組織を横断して積極的に意見を交わせる文化を浸透させ機動力のある強靭な組織の育成を進めます。そして、「情熱を磨く」ことで最後の一歩を「やり切る」力を成長させてまいります。相合力をいかし高付加価値を有した新スポーツ ベットの創出とそれを実現するための製造力のさらなる強化に加えて、チーム力を高めた組織が成長ドライバーとして、当社コア事業の一翼を担う事業に成長してまいります。
私はその先頭に立ちチームメンバーと一緒に汗をかきながら、我々の目標実現に取り組んでまいります。

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