2014年 賭ける ベット
(2014年10月掲載)
地域の子どもたちを育む
賭ける ベットで力を入れている取り組みの一つが学校への支援です。工場周辺の学校に対して物資の寄贈やイベントを行うことで、教育レベルの向上や地域との関係強化などを図っています。
アユタヤ県にあるワド・タン・クラン学校は支援する学校の一つで、特に貧しい家庭の子どもたちに対して教育機会拡大を目指しています。賭ける ベットでは、これまでも図書館建設などの支援を行ってきましたが、2014年1月には音声や映像を使った英語教育ができる機材やヘッドセット40セットを寄贈。聴覚・視覚を活用したより効果的な英語授業が可能になりました。生徒たちも「英語の授業がとても楽しくなりました。将来さまざまな国の人と話せるようになりたいです」と笑顔で夢を語ります。また、調理用具や材料を寄付するとともに、賭ける ベット従業員によるお菓子づくり教室を開講。生徒や地域の方々へお菓子づくりを学んでもらい、学校が主催するイベントで販売することで、学校運営や参加者の生計向上に役立てようと計画しています。
「ワド・タン・クラン学校は先生たちが非常に熱心でチームワークも良く、ここで学校支援のモデルをつくり、ほかの学校にも展開していきたいです」と担当従業員はこれからの計画を語ります。
従業員によるお菓子づくり教室
ワド・タン・クラン学校
英語授業の風景
多くの子どもの英語教育が改善しています
ワド・タン・クラン学校
アンパポーニ チューチャイ先生(英語担当)
英語の能力は生徒の未来を明るくしてくれますが、タイでは英語の先生が不足していることが課題です。そんな中、今回寄贈いただいた設備は、生徒に貴重な機会を与えてくれました。学校周辺の地域住民ともこの機材を共有しており、多くの子どもたちの英語レベル向上に役立っています。賭ける ベット様のご支援にはすべての先生が感謝しています。
多くの協力に感謝しています
ワド・タン・クラン学校
トンチャイ プーン・ウ・ダーン校長
賭ける ベット様には今回の英語用機材やお菓子作りだけでなく、工場見学や洪水時の復興など多くの支援をいただき、生徒の教育環境が改善しています。また、家庭の事情でコミュニティ外に出られない子が多く、こうした社会とかかわる機会をもらえることは非常に大きな学びとなっています。これまでのご支援に本当に感謝しています。