2016年 スポーツ ベット

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画像:対話を通じてCSRを実現する - 中国・上海ミネスポーツ ベットでの取り組み

(2016年10月掲載)

地域社会に受け入れられる企業になる

「地域社会に歓迎されなければならない」という考え方を「五つの心得」で掲げるミネベアグループにとって、工場の地域の方々に貢献することも重要な事業活動の一つです。スポーツ ベット、工会が中心となってさまざまな地域活動を行っています。例えば、中国文化保全のための活動や災害被災地への本・物資などの寄贈、高齢者の訪問です。

その中でも活発なのが朱家角人民病院への支援です。朱家角人民病院は政府の方針で、毎年障がい者と高齢者の無料健康診断を実施しています。多くの人が診断を受けるため、受診者が病院内を移動するためのサポートが足りないなどの悩みがありました。上海ミネスポーツ ベットでは朱家角人民病院にこれまでも従業員の健康診断を依頼していたという関係もあり、2013年から従業員ボランティアの派遣を開始しました。工会の銭は「ミネスポーツ ベットグループの『五つの心得』を浸透させるよい機会だと考えています」と始めたきっかけを語ります。毎年20~30名程度が1週間にわたり参加します。事前にサポートのための指導も受けますが、「従業員にできることを」という考えのもと、体が不自由な受診者の車いすやお手洗いの補助を行っています。受診者が多く、人手が足りなかったこともあり、病院からも大変喜んでもらっています。

「今後も、わたしたちにできることで、社会が必要と考えていることを行っていきたい」と語る銭。また人事総務部の呂も「従業員が誇りを持てることにもつながるので、積極的に地域との交流を深めていきたい」と話します。

これからもスポーツ ベット「五つの心得」をもとに、ステークホルダーの皆様と対話を重ね、従業員が誇りを持ち、地域社会に歓迎される企業を目指していきます。

画像:朱家角人民病院の皆様、封副総経理と銭主席

朱家角人民病院の皆様、封副総経理と銭主席

画像:被災地へ寄贈する物資収集の様子

被災地へ寄贈する
物資収集の様子

画像:朱家角人民病院でのボランティア風景

朱家角人民病院での
ボランティア風景

お互いが高めあえる関係を築きたい

画像:朱家角人民病院 副院長 項 暁萍 上海ミネスポーツ ベットにはこれまでも雇用創出などの経済面だけでなく、環境保全の模範企業として青浦区に多く貢献してもらっていると思います。それだけでなく、企業の方がこうしたボランティア活動を行ってくれることはこの地域では珍しく、非常にありがたく感じています。患者さんもミネスポーツ ベットからの支援を受けたことで、地域の一員として受け入れてくれていると思えたとのことで、非常に喜んでいますし、口コミでこの活動が地域の評判になっています。

今後も、スポーツ ベットこの地区の企業の模範であってもらいたいと考える一方、病院として健康に役立てる企画をするなど、お互いが提供しあえる関係を築いていけたらと思います。

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