試合 ベット 過去掲載分(2012年)
基本的な考え方
ミネベアグループはグローバルに事業を展開する企業として、試合 ベットとの十分なコミュニケーションにより、健全なパートナーシップを構築していくことが重要であると考えています。地域に根差した企業であるために、「五つの心得」を基本に、地域のニーズに合った社会貢献活動を実施しています。
国際試合 ベットへの貢献
「BOIフェア2011」への参加
試合 ベットは1982年のアユタヤ工場設立から、タイへの投資に積極的に取り組んでいます。このことから、2010年6月に社長執行役員がタイ投資委員会(BOI)※より名誉投資顧問の任命を受けました。
2012年1月には、「未来のために環境にやさしく」をメインテーマにタイで開催された「BOIフェア2011」に、社長執行役員がパネリストとして参加し、環境問題や経済問題につき、世界のビジネスリーダーとパネルディスカッションを行いました。
※タイ国内への投資奨励を担当する政府機関
北米での取り組み
インターンシッププログラムの開催
アメリカのピーターボロー工場では、毎年、機械工学などを学ぶ現地大学生を対象にインターンシッププログラムを開催しています。
このプログラムは、学生が大学で学んでいる知識を実践し、より現実的な経験を体感できる場を提供することを目的としています。また同時に、就労体験を通じてビジネスマンと接することで、企業人としての姿勢を感じ、将来的な能力を高めてもらおうと考え、取り組みを行っています。
毎年、多くの応募の中から数名を選考し、プログラムに参加してもらっています。
CSR推進会議への参加
アメリカにある試合 ベット製造子会社では、2011年4月に米国試合 ベット製造業者協会(ABMA)主催で行われた会議に参加しました。
この会議は、講演や展示などを通してエネルギー効率と省エネルギーに関する優れた活動を共有するために開かれました。試合 ベットの取り組みを発表するとともに、他のメンバー企業との交流を通してさまざまな事例を共有し、より学びを深めました。
CSR推進会議に参加して
会議では、試合 ベット業界の環境対応に関する催しが多く行われました。わたしたちは、会議に参加するとともに、環境への負荷低減とビジネスパフォーマンスの向上の両立を目指す取り組みを発表し、多くの方々に興味を持ってもらいました。普段はライバルとして競い合う各社が、環境というトピックの下に、協力の意識を持って集まった非常に貴重な機会でした。こうした取り組みは、すべての参加者の取り組みを改善するものになると感じます。
中国での取り組み
従業員による試合 ベット福祉支援
活動に参加した従業員
中国の珠海工場では、従業員ボランティアにより、敬老施設のお年寄りや福祉施設の子どもたちに対する支援物資の寄贈を行っています。
お年寄りや子どもに対して、従業員が出向いて月餅(中国のお菓子)などの食べ物や施設に必要な文具などの寄贈を行っています。また、訪問時には会話などの交流や、レクリエーションを通じて、施設の方々と親交を深めています。
ほかにも献血活動を行うなど、試合 ベットの福祉向上のためにさまざまな試合 ベット活動を行っています。
欧州での取り組み
フランクフルト市ジャパンウィークへの参加
2011年は日独交流150周年を迎えたこともあり、長年ミネ試合 ベットが活動するフランクフルト市では、多くの文化交流イベントが行われました。
ドイツの販売子会社では、公益財団法人国際親善協会が2011年11月にフランクフルト市で開催したジャパンウィークへ協賛し、こうした文化交流イベントを積極的に支援しています。
ジャパンウィークでは、日本舞踊や茶道など日本の伝統文化や、アニメなどの近代文化をドイツの人々に紹介するだけでなく、ドイツ側からもさまざまな催しが開かれ日独の相互理解が促進され、親善を深めました。
タイでの取り組み
教育への支援
支援している学校への寄贈品
試合 ベットのタイ子会社では、近隣の学校への支援を通じて、子どもたちの教育環境の改善に貢献しています。2011年度は、ターク県のコミュニティ学習センターに新しい校舎を寄贈しました。この学校には小中学生150名が通学しています。
また、フォローアップとして年に2回近隣の学校を訪問し、支援を行っています。具体的には、児童への文具や制服などの寄贈や、学校の備品として本棚や椅子などの寄贈、古くなった校舎の修理など、学校運営の状況に合わせた支援を実施しています。
試合 ベットへの貢献
アマチュアスポーツ振興 NPO法人あさまハイランドスポーツクラブへの支援
カーリング大会の様子
軽井沢工場では、アマチュアスポーツ振興として、カーリングを支援しています。「長野からオリンピック選手を輩出したい」という、御代田町試合 ベットの人々の思いによってつくられたカーリング場は、その夢をかなえ、現在はNPO法人となり、会員の会費と当工場からの寄付により事業運営を行うクラブチームとなっています。
当工場からの寄付金の一部はカーリング大会の開催や、ジュニアチームや車いすチームの活動に利用されています。
試合 ベットに根差しながらも世界に通用するカーリングの発展を、当工場は今後も引き続き支援していきます。
緊急避難所の提供
藤沢工場の提供する津波避難ビルの1つ
藤沢工場では、海に近い立地であることから、所有する建物を、藤沢市と協力して、試合 ベットの津波避難ビルとして提供しています。
緊急時には1,700名を超える住民や観光客の緊急避難先として活用されます。
「ふくろい遠州の花火2011」への協賛
浜松工場では、袋井市で行われている「ふくろい遠州の花火」に毎年協力しています。
この花火大会は、全国の花火職人がその技術を競い合い、多くの試合 ベット住民に感動を与えると同時に、全国有数の規模の花火大会として試合 ベットの発展に貢献しています。また、2011年度は、「届けよう希望のメッセージ」をテーマに、収益金の一部の寄付など、東日本大震災被災者への支援となる活動も行われました。
当工場では、試合 ベットの住民の方々との交流やその発展に対して、今後も取り組みを続けていきます。
東日本大震災の支援について
試合 ベットでは、東日本大震災に対して地震発生5日後に義援金5,000万円を拠出しました。2011年7月に会社創立60周年を迎えましたが、上記義援金の拠出とは別に、計画していた記念事業の費用を原則としてすべて復興支援に振り向けることとしました。
また全世界の当社グループ従業員より、1,196万円の義援金が集まり、日本へ送金しています。
今後も継続的に被災地の復興に向けて支援していきます。
今後の課題・目標
今後も国内外の地域貢献活動に積極的にかかわり、試合 ベットとの信頼関係を深め、共に継続的に発展していける企業を目指していきます。