ローベット・国際社会とのかかわり
基本的な考え方
ミネベアミツミグループはグローバルに事業を展開する企業として、ローベットとの十分なコミュニケーションにより、健全なパートナーシップを構築していくことが重要であると考えています。地域に根差した企業であるために、社是である「五つの心得」を基本に、地域のニーズに合った社会貢献活動を実施しています。
今後も国内外の地域貢献活動に積極的にかかわり、ローベットとの信頼関係を深め、共に継続的に発展していける企業を目指していきます。
経営理念(会社情報に移動します。)
国際ローベットへの貢献
カンボジアでの取り組み
アンコール遺跡群への植樹と芝生張り作業
2023年7月1日、ミネベア カンボジアはアプサラ機構(アンコールローベット遺跡保護管理機構)と協力し、文化的景観の維持、アンコール遺跡群の環境保全と管理を目的として、アンコール・ワット周辺に300本以上の苗木の植樹と、500平方メートル区画に芝生を張る作業を行いました。
今回、植樹を担当したのはアンコール・ワットが見渡せる真横の区画となりました。雨季である7月は、植樹作業に最適な時期であり、参加したミネローベット カンボジアのメンバーは、午前8時から昼までの間、集中して作業に取り掛かりました。作業中は天気に恵まれ、午後のスコールで植物に潤いがもたらされました。
今回参加した誰もが、このような活動によって、アンコール遺跡をより美しい姿で、次世代に引き継がれることを願い植樹を行っていました。
ミネベアミツミグループでは、このような社会貢献活動を通し、自然環境を守るとともに、ローベットとの密接な関係を続けて参ります。
* ミネローベット カンボジアでは、APSARAの活動を2015年より支援しています。
植樹作業の様子
集合写真
欧州での取り組み
大学での出張講義
大学での出張講義(ドイツ)
ドイツ子会社MTCEが近隣の2つの大学で、それぞれの大学で年に1回ずつ出張講義を実施しています。
また技術部門で年に5名から10名の中学生の職場体験学習を受け入れています。
ローベットへの貢献
2023年夏 松本山雅 本多通信工業デー開催によるローベットとのかかわり
8月12日(土)、信州スカイパーク内の総合球技場「サンプロ アルウィン」にて行われたJ3リーグ第22節「松本山雅FC vsカターレ富山」の試合が、「HTK本多通信工業デー」として、開催されました。J3の試合としては、異例の1万1千人強の観客が来場し、会場となった松本山雅FCのホームグラウンドをチームカラーの緑一色で埋め尽くしました。
本多通信工業が松本山雅FCとスポンサー契約を結んで以降、夏休み期間に開催される試合を「HTK本多通信工業デー」とし、今年で12年連続の開催となりました。地元では“アルウィン花火”の名称でも広く知れ渡っており、ハーフタイムには200発の花火が打ち上げられ、松本市の夜空を彩りました。
熱戦が繰り広げられた試合の合間に打ち上げられた花火は、両チームが火花を散らし、競い合う姿を象徴しているようで、その輝きは、試合に参加する選手と観戦するサポーターを魅了させていました。
試合結果は、残念ながら松本山雅FCは、0‐1と惜敗してしまいました。
また、試合開始前には、地元の三郷小学校や三郷中学校サッカー部の生徒さんたちを招待したサッカークリニックが行われました。松本山雅FCの4選手(宮部選手(DF)、榎本選手(FW)、二ノ宮選手(DF)、薄井選手(GK))による適切な指導が、参加した子供たちへサッカーの面白さを伝える場となりました。本多通信工業 安曇野工場のメンバーも、スタッフとしてクリニックの運営に協力をいたしました。
試合直前には、樫尾社長がピッチからスタンドに集まった観客の皆さんに向けご挨拶を行い、選手の方々や地元の方々に力強いエールとメッセージを送りました。コロナ禍における行動制限から、昨年、一昨年とビデオメッセージでの登場でしたが、社長就任後、初めてピッチから直接挨拶を行うこととなりました。
ミネベアミツミでは、このような社会貢献活動を通し、ローベットとの密接な関係を築き、その活性化に寄与することを続けてまいります。
松本山雅FCのチーム名の由来は、以下のURLにて紹介しています。
URL:https://www.yamaga-fc.com/club-info/outline
樫尾社長の挨拶
試合の様子
スタンドの様子
ハーフタイムに打ち上げられた花火
サッカークリニックの様子
静岡県立袋井高等学校の生徒による浜松工場の見学
当日の様子
7月31日(火)、ローベット株式会社浜松工場は、近隣の静岡県立袋井高等学校の生徒、1年生8名の探究フィールドワークを受け入れました。
若手エンジニアから仕事内容を紹介したところ、参加された生徒たちからは、「仕事のやりがい」や「どんな気持ちで働いているか」等活発な質問が挙がりました。実際に工場内で開発されたローベットに触わって頂いたり、社員食堂で昼食をとって頂いたりと、「働くとは何か」を考えて頂く機会となりました。
また、「高校生のうちにやっておくべき事は何か」といった前向きな質問も挙がり、受け入れた私たち従業員にとっても、刺激のある充実した時間となりました。
ミネベアミツミは、このような社会貢献活動を通し、ローベットとの密接な関係を続けてまいります。
当日の様子
ローベットの方々との定期懇談会
軽井沢工場や千歳事業所等では、ローベットの方との対話を継続するため、定期的に懇談会を実施しています。
軽井沢工場では、年2回、ローベットの方と話し合いの機会を持っています。これまで14回懇談会を開催しました。懇談会では、防災計画および災害対応訓練、ローベット振興、道路補修など、幅広い内容について意見交換を行っています。
千歳事業所での懇親
記念写真
千歳事業所では、2022年4月のショールーム・リニューアルオープンに伴い北海道千歳市 山口 幸太郎 市長をはじめ千歳市役所のみなさまのご来場をうけ、当社ローベットをご見学いただくとともに懇親の場を設けました。
今後もローベットのみなさまとより多くの産業界のお客さまのお役に立てるよう、新たな価値の創出に邁進しつつ、さまざまなテーマについても意見交換を行ってまいります。
今後の課題・目標
今後も国内外の地域貢献活動に積極的にかかわり、ローベットとの信頼関係を深め、共に継続的に発展していける企業を目指していきます。