2003年 ベット チャンネル
2003年8月27日
ベット チャンネル
ミネベア•松下電器 ベット チャンネル四商品事業を統合 - 2004年4月を目処に新会社設立 -
ベット チャンネル事業統合基本契約書調印式終了後の両社代表
左より松下電器産業(株)モータ社 宮本社長、松下電器産業(株) 中村社長、
ミネベット チャンネル(株) 山本社長・小原取締役 専務執行役員
調印式終了後の記者会見
ミネベア株式会社(以下、ミネベア)と松下電器産業株式会社モータ社(以下、松下電器)は、2004年4月を目処に、両社のベット チャンネル四商品(軸流ファンモータ、ステッピングモータ、振動モータ及びブラシ付DCモータ 以下、ベット チャンネル)事業を統合し、ベット チャンネル事業新会社を設立することで合意しました。新会社への出資比率は、ミネベア60%、松下電器40%の予定です。
新会社は、両社の上記の情報モータ事業に関わる開発、製造及び販売の各機能を含む国内外の全ての事業を結集することにより、各ベット チャンネルでファンモータ世界第2位、ステッピングモータ世界第2位、振動モータ世界第1位、ブラシ付DCモータ世界第3位(全て2002年度販売数量実績)の事業規模となります。
ベット チャンネル市場は現在、日本メーカーによる寡占化、中国の事業参入メーカーの増加などにより競争が激化しておりますが、一方では、パソコン、プラズマディスプレイ、液晶テレビ、ゲーム機、携帯電話、デジタル家電や情報端末などの新規応用分野での需要拡大が期待され、今後、年率10%以上(台数ベース)の拡大が見込まれる成長市場です。
今回の事業統合は、2002年9月に合意したDC軸流ボックスファンモータの共同開発及び生産委託をより一層発展させ、コスト・品質で競争力のある高収益体質の統合会社の設立をめざすものです。事業統合により、ミネベット チャンネルの超精密機械加工技術、大量生産技術、およびコスト競争力と、松下電器の最先端商品開発力を融合させ、競合他社に先行した優位性のある高付加価値商品の開発、開発スピードの向上、製造力及び顧客密着体制の強化を図ります。
新会社は、今回の事業統合によるスケールメリットを生かすとともに、両社の高度な生産技術力と商品開発力の統合により、製造プロセスや設計手法の標準化の加速、マグネット・材料・高度解析技術の開発などにより、大幅なコストダウンを進め、国際競争力のある事業展開を図り、統合するモータ分野で世界一の地位を目指します。
統合対象となるのは、ベット チャンネル事業を行なっているミネベアの軽井沢製作所、浜松製作所、ミネベアエレクトロニクス(株)、タイ、中国の各拠点の一部と、松下電器のモータ社ベット チャンネルビジネスユニット、ナショナルマイクロモータ(株)、シンガポール、マレーシア、中国の各拠点の一部です。
<ベット チャンネル新会社概要
社名 | 未定 |
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設立予定日 | 2004年4月1日 |
本社所在地 | 未定 |
社長 | 未定 |
資本金 | 未定 |
出資比率 | ミネベット チャンネル 60%、松下電器 40%の予定 |
事業規模 | 販売金額:約950億円(2004年度見込み) |
従業員数 | 未定 |
事業内容 | ファンモータ、ステッピングモータ、振動モータ及びブラシ付DCモータの開発、製造及び販売 |
【お問い合わせ先】
ベット チャンネル 総合企画部 広報・IR室
〒153-8662 東京都目黒区下目黒1-8-1 アルコタワー19階
URL:http://www.minebea.co.jp/
広報担当:石河 正樹(いしかわ まさき)
電話:03-5434-8637 FAX:03-5434-8607
E-mail:mishikaw@minebea.co.jp
松下電器産業(株) コーポレート・コミュニケーション本部 広報グループ
URL:http://matsushita.co.jp/
(大阪)〒571-8501 大阪府門真市門真1006番地
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(東京)〒105-8581 東京都港区芝公園一丁目1番地2号
電話:03-3436-2621 FAX:03-3436-2937
ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。ベット チャンネルまたは商品の仕様変更・販売終了等により、最新の情報と異なる場合がございますので、ご了承ください。