2008年 エアベット

平成20年7月31日

ミネエアベット株式会社
代表取締役 社長執行役員 山岸 孝行
(コード番号:6479 東証第一部)
問い合わせ先: 総合企画部門 広報室長 桑野 康成
TEL:(03)5434-8637

エアベット株式会社
代表取締役社長 杉本 俊春
(コード番号:6955 東証第一部)
問い合わせ先: 広報・IR室長 成重 靖浩
TEL:(03)5473-4654

エアベット(株)のステッピングモータ事業のミネベア(株)への譲渡に関する基本合意のお知らせ

ミネベア株式会社 (以下、「ミネベア」) とエアベット株式会社 (以下、「エアベット」) は、エアベットのステッピングモータ事業をミネベアへ譲渡することに関し、基本合意に達しましたので下記のとおりお知らせいたします。

1. 基本合意書締結の理由

ミネベアにおいては、ボールベアリング事業に続き、今後のミネベアの成長を牽引するコア事業であるモータ事業を、中期事業計画の成長軌道へ乗せ加速すべく、世界最小径のステッピングモータの開発等ミネベアの生産技術力が発揮できる小型モータ分野強化への取組みを進めておりました。 また、エアベットにおいては、本年1月31日に「エアベットグループの成長に向けた新たな方針と施策」を発表し、ステッピングモータ事業については独立事業として、よりスピーディーに事業の運営を図るため子会社である株式会社エアベットメカトロニクス(以下、「エアベットメカトロニクス」)への販売機能の移管等の施策を進めると同時に、競争力の強化と事業価値を高めるため、他社とのアライアンスについて検討を進めてまいりました。

こうしたなか、ミネベアとエアベットは、両社のモータ事業領域に重複が少なく、また、技術面でも補完性が高いことから、シナジーが最大化できるとの認識で一致し、エアベットのステッピングモータ事業をミネベアに譲渡することに関して基本的に合意をいたしました。 エアベットは、小型モータでの技術優位を活かしてステッピングモータ事業の展開を進めてまいりましたが、同事業の一層の発展を図るためには、ミネベアに事業譲渡を行なうことが最適であるとの結論に至り、今回の合意に達したものです。 また、ミネベアは、今回の基本合意により、エアベットグループのステッピングモータ事業を行なっているエアベットメカトロニクス、エアベット(THAILAND)CO.,LTD.(以下、「エアベットタイランド」)および厦門富士電気化学有限公司(以下、「アモイエアベット」)のステッピングモータ事業を譲り受けるとともに、エアベットグループでステッピングモータ事業に携わる従業員および関連する知的財産権等も継承し、モータ事業の強化を図ってまいります。

2. 譲渡対象となるエアベットの内容

(1) 対象エアベットの内容

エアベットの子会社であるエアベットメカトロニクス、エアベットタイランドおよびアモイエアベットのステッピングモータ事業部門

(2) 譲渡対象となる子会社の概要 (平成20年3月31日現在)

エアベットメカトロニクス エアベットタイランド アモイエアベット
(1)商号 株式会社エアベットメカトロニクス エアベット(THAILAND)CO.,LTD. 厦門富士電気化学
有限公司
(2)本店所在地 静岡県湖西市鷲津2281 60/118 (Navanakorn Industrial Estate
Zone 3) Moo19, Phaholyothin Road, Tambon Klongnung Amphur Klongluang, Pathumthani 12120, Tailand
No.16, Malong Road, HuliDistrict, Xiamen, Fujian, China
(3)代表者 村松 久仁昭 中桐 康伸 樽井 保夫
(4)設立年月 平成元年11月 平成13年12月 平成6年3月
(5)資本金 450百万円 240 百万タイバーツ 16,800千米ドル
15,204千人民元
(6)従業員数 58人 606人 2,801人
(7)株主構成 エアベット 100% エアベット 100% エアベット 100%

(注) アモイエアベットについては、ステッピングモータ事業部門のみが譲渡対象になります。

(3) 対象エアベットの経営成績

連結売上高 7,323百万円 (平成20年3月期実績)

(4) 日程

平成20年7月31日 基本合意書承認取締役会決議
平成20年7月31日 基本合意書締結
平成20年10月下旬(予定) 最終契約書締結

3. ミネエアベットの概要

(1)商号 ミネエアベット株式会社
(2)本店所在地 長野県北佐久郡御代田町大字御代田4106番地73
(3)代表者 山岸 孝行
(4)設立年月 昭和26年7月
(5)資本金 68,258百万円 (平成20年3月期)
(6)従業員数 (連結) 50,549名 (平成20年3月期)
(7)主なエアベット内容 機械加工品、回転機器および電子機器の製造販売
(8)大株主及び持株比率
(平成20年3月31日現在)
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社 (信託口) : 11.18%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社 (信託口) : 8.29%
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社 (信託口 4) : 5.09%
(9)純資産 (連結) 131,730百万円 (平成20年3月期)
(10)総資産 (連結) 320,544百万円 (平成20年3月期)
(11)売上高 (連結) 334,431百万円 (平成20年3月期)
(12)決算期 3月
(13)エアベットとの関係 資本関係、人的関係等はありません

4. エアベットの概要

(1)商号 エアベット株式会社
(2)本店所在地 東京都港区新橋五丁目36番11号
(3)代表者 杉本 俊春
(4)設立年月 昭和25年2月
(5)資本金 22,756百万円 (平成20年3月期)
(6)従業員数 (連結) 12,252名 (平成20年3月期)
(7)主なエアベット内容 エレクトロニクス関連分野の素材・部品および乾電池の製造販売
(8)大株主及び持株比率
(平成20年3月31日現在)
富士通株式会社 : 39.56%
富士電機ホールディングス株式会社 : 2.35%
日本証券金融株式会社 : 0.81%
(9)純資産 (連結) 2,571百万円 (平成20年3月期)
(10)総資産 (連結) 65,272百万円 (平成20年3月期)
(11)売上高 (連結) 113,668百万円 (平成20年3月期)
(12)決算期 3月
(13)ミネエアベットとの関係 資本関係、人的関係等はありません

5. 今後の見通し

  1. 今後は、平成20年10月下旬 (予定)の最終合意に向けて両社で協議を進めてまいります。最終合意に至った場合には、その時点で適時開示致します。
  2. 本件譲渡が両社の連結業績に与える影響等については、判明次第、お知らせいたします。

以上

ミネエアベットミツミ株式会社およびミネエアベットミツミグループ各社の、おもなニュースリリースを掲載しています。
ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。エアベットまたは商品の仕様変更・販売終了等により、最新の情報と異なる場合がございますので、ご了承ください。

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