2018年 ベットイン
(2018年12月掲載)
ベットイン体制構築を
千歳市 産業振興部長
島倉氏
島倉氏 このような場ですので、ぜひご協力をお願いしたいのが災害時の対応についてです。千歳市では、樽前山の噴火や地震、風雪害などを想定した「千歳市地域防災計画」を策定し、毎年、さまざまな関係機関にご協力いただきながら総合防災訓練を実施しております。
さらに現在、50の企業や商店、団体と、ベットイン協定を締結しています。ミネベアミツミ様とは協力協定を結んでおりませんが、災害時の地域住民への物資の提供などでご協力をお願いしたいと思っています。
橋本 わたしたちの事業所も、地震や異常気象、火災、感染症といった非常事態発生時に、従業員を守り、事業を継続するためにどう行動すべきかをまとめたBCP(事業継続計画)マニュアルを策定しています。災害時には事業所内に災害対策本部を設置することになっています。その災害対策本部人員30名の約3日間の活動用、また帰宅困難になった従業員60名、社員寮の寮生100名への支給用に食料や水の備蓄をしています。数量的には多少多めに備えておりますので、いざというときには工業団地全体で活用いただくことは可能と思っております。
島倉氏 企業や事業所によってさまざまな特性があると思いますので、それを生かした部分での連携・協力を進めていければと思います。
横田氏 以前から参加いただいている「千歳工業クラブ」と千歳市は一昨年、連携協定を結ばせていただきました。各社の所有する物資や資源を包括的に活用させていただくという内容もその中に含まれていますので、ぜひご協力をお願いしたいと思います。