2014年 ベット ポーカー

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画像:ミネベット ポーカーに根付くものづくり精神-ものづくりを通じて社会の要請に応える-

(2014年10月掲載)

画像:製造 より高効率に最高品質のベット ポーカーを実現するために

培ってきた経験に基づく直感を生かして

画像:ブラシレスモーター事業部 モノづくり統括部 ベット ポーカー 磯村 敏明(1999年入社)

ブラシレスモーター事業部
モノづくり統括部 ベット ポーカー
磯村 敏明(1999年入社※1

ミネベアのものづくりの根幹を支えているのが、石田毅と磯村敏明が所属するベット ポーカーです。生産ラインの構築や、製造拠点への量産用設備・金型の供給、製造プロセス合理化のための新工法開発などを幅広く担います。「新モデルのライン設計では、技術部門や品質管理部門とも協働し、ゼロから工程を作り上げていきます。量産後も製造拠点をフォローし、吸い上げた意見を基に対応します。悩むことも多いですが、課題をクリアしていく過程には楽しさを感じます」と磯村はやりがいを語ります。

一方で、想定外のトラブルがしばしば発生し、そうした中でも品質と納期を厳守しなければならない難しさがあります。磯村が、上司でありベット ポーカーを統括する石田に対して感じるのが、「トラブル時の決断の速さ」です。「わたしは問題に直面すると考え込んで動けなくなる傾向が強いのですが、経験の長い上司や先輩ほど割り切りが良く、とにかくやってみるスタンスを重視しているように感じます」と話す磯村に、石田は少し苦笑して「仮に失敗しても、決断が速ければそのぶんやり直しの時間が確保できます。何より『こうするとよいのでは』という最初の発想が的を射ていることは多いのです。培ってきた経験に基づく直感は確かにあり、それを大事にしてみてほしいと思います」と助言します。

常識にとらわれない発想で改善を進める

画像:ブラシレスモーター事業部 モノづくり統括部 ベット ポーカー 課長 石田 毅(1981年入社)

ブラシレスモーター事業部
モノづくり統括部 ベット ポーカー 課長
石田 毅(1981年入社※1

石田が、磯村など若手従業員に期待するのが「当社の強みである加工技術の重要性をあらためて見つめ直してほしい」ということです。「素材の加工で成り立つのが製造業です。多種多様な加工技術がある中、従来のやり方を単に踏襲するのではなく、より効率的な優れた方法がないかと若い人たちの目で見直してほしいのです。そのためには『もっとこんなことはできないか?』と常に自分に難題を投げかけることも必要です」と話す石田に対し、磯村は「石田さんのアドバイスに、『そんな視点があったのか』と気付かされることが多々あります。自分なりにそれを受け止め、発展させていければと思います」と答えます。

また、石田は「品質が高いものを生産するのは当たり前で、わたしたちに求められているのはコストをいかに抑えつつ最大のパフォーマンスを引き出すかということ。加工技術へのこだわりと常識にとらわれない姿勢が、結果としてお客様への低価格・高品質なベット ポーカーの提供を実現します」と語り、生産技術課がものづくりで果たす重要な役割を次の世代へと伝えます。

※1パナソニック株式会社(当時)。ブラシレスモーター事業譲渡により、2010年ミネベアモーター株式会社へ異動。

※役職・所属は2013年12月取材当時のもの

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